私は昔からインテリアが好きです。
小学生?中学生?忘れたけど
そんなころの誕生日プレゼントに、自分の部屋のカーペットや、棚?キャビネット?を欲しがったぐらい。
どうしてそんなに好きだったのか?
単純に、毎日自分が生活する空間を、自分の好きなようにカスタマイズしたかった。
視界にずっと入るものは、自分のお気に入りにしたかった。
キーホルダーや自分が作った美術の作品を飾って、自分の部屋をカスタマイズしていた。
入口の扉も、自分が好きなように定期的に飾りを変えていた。
6畳なのに、ベッドと棚と机しかないのに、頻繁に模様替えしていた。笑
ベッドの位置を変えると、過ごし方が変わるのが新鮮で好きだった。
近所の幼馴染の家が凄く素敵なインテリアで、行くたびに、置いてある小物とか雰囲気とかをガン見していた。
小学校の卒業文集の夢も、自分の小さな店を持つこと。
これも別にカフェをしたかったとかではなく、自分好みの小さな店をカスタマイズしたかった。
書きながら考えていたのは、「どんなインテリアにしよう?」だった。気がする。たぶん。
本格的に、この道に進みたいって思ったのは、高校の文化祭がきっかけ。
私の高校は、1年生は劇、2年生はゲームのお店、3年生は食べ物のお店って決まってました。
1年生は劇だったので関係なく。
2年生の劇の時は、教室を丸々ゲーム会場にする。お化け屋敷とかやってるクラスもありましたね!
漫画でよく見るやつです。
私は、ポスターをかくのと、教室内の雰囲気作りに関わっていました。
ハリーポッターがテーマだったので、その世界観をどう表現するか?
徹底的にやりたかった。教室に入ったら、「ハリーポッターモチーフなのね~」程度ではなく、空間として感じて欲しかった。空気感を演出したかった。
だから、ちょっと大変だったけど、めちゃくちゃ大きい絵を描いて、それを教室内の壁に貼り付けた。
今思えば、たった一つのゲーム内容にそこまでする必要ないやろってぐらい、内装にこだわってた笑
それなのに、私がやりたい!っていったことを一緒にやってくれたクラスメイトに感謝です。
私がこだわりたかったのは内装だけでなく、全体的な世界観。
服装も、音楽も、内装も、全部ハリーポッターの世界を表現したかった。
全部私がやったわけじゃないよ笑
ただ、やりたいって思ってただけ笑
やりたい!!って言ってただけ笑
実現したのはみんなで頑張ったから。
結果、それが評価されて、学年最優秀賞!!嬉しかったなあ
もっと楽しかったのが、高校3年生の文化祭です。
これは、本当に本当に楽しかった。
うちの高校は恵まれてて、3年生の模擬店は自転車置き場を全部使ってやる。中々の広さです。
内装も、メニューも、食べ物も、当日の運営も、販売も、会計も全部自分たちでやる。
私は、内装責任者なるものをやらせてもらえることになった。
インテリアが好きな人が他にいなかったのと、絵が描けたからです。
結構広いこともあって、内装はいっぱいやることがある。
イートインスペース、受付・販売スペース、他にも色々。
スタバをモチーフにすることが決まって、それをもとに考える。
やりたい内装を考えて、どうしたらそれができるか?みんなで考える。
材料はどうする?お金はいくら使える?じゃあこれは買って、これは絵でなんとかしよう。
絵は、みんなで描いた。私が全部かくのは無理だから、こんな感じに描いてほしいって最初にちょっと見本を書いて、お願いして、描いてもらった。
みんなうますぎて驚き。笑
私は指示出してただけで実際にはあんまりなんもかいてない。笑笑
私のアイデアだけじゃなくて、みんなで作ってるから、みんなのアイデアもどんどん出てくる。
こんなんどう?っていっぱい出してくれて、めっちゃいいやん!!じゃあこの部分はこれにしようってまとめていく。
全体の雰囲気は統一しながら、みんなのアイデアのすごさに驚く。
クラスに、技術的に凄い子がいた。モノづくりが得意で、好きな子。
その子が、私がやりたいって言ったことを、実現してくれた。少ない予算の中で、こうしたらできるんじゃない?ってみんなで考えて、作った。
作るのも楽しかったし、そうやって自分が考えた仕掛けで当日来てくれた人たちが遊んでくれたのが、凄くすごく嬉しかった。
私は、黒板を置きたかったんです。黒板をおいて、みんなのコミュニケーションスペースみたいにできたら、みんなこれで遊んでくれるんじゃないかって、これを書きに私たちの店に来てくれるんじゃないかなって、自分が書いたものがどうなっているか?あとで確認にもう一度来てくれたりするんじゃないかなって思ったから。
文化祭の2日間で、どんどん書き込みが増えて、インテリアとしても良くなってくの、すごく楽しいんじゃないかなって思ったんです。
けど予算上、そんな大きい黒板を買うお金なんてあるはずないので、みんなで考えて、黒板を手作りして、予算の中でできました。
当日、思惑どおり、みんなすごく楽しんでくれました。2日間が終わったあと、書き込みでいっぱいになった黒板が凄く嬉しかったです。
他にも、ゴミ箱で拾ってきた変なもの、木が組み合わさった謎のもの、それを、これ椅子みたい!デコレーションして、インスタ映え(という言葉は当時はなかったですが)記念撮影スポットにできるんじゃない??とみんなで作って、実際にそこがみんなの写真撮影スペースに使われていたこと。
技術のすごい子が、ゴミ箱を工夫して、ゴミを捨てたらきつつきが木をつつく仕掛けを作ってくれたこと。
色んな仕掛けを考えて、みんなでアイデアをだしながら作って、本当に楽しかったです。
料理班もすごくて、本当においしくて素敵な商品を作ってくれた。
そしてそれらがまた評価されて
高校3年生でも、学年最優秀賞を取ることができました!!
本当に嬉しかった!!!
実行委員でもなかったのに、内装責任者ありがとうって花束までもらえて、めちゃくちゃびっくりした。
めっちゃ嬉しかった。
私は、あれやりたい、これやりたい。こんなのどうかな?って好き放題やってて、指示だけ出して自分は次の仕掛け(やりたいこと)を考えるみたいな、ほんとそれだけで、ずっとやりたいようにやってた。笑
みんながそれを実現してくれたり一緒に作ってくれたりしたからなのに、アイデアをいっぱい出してくれたからなのに、最初に内装担当になったからって、私が感謝されていいのかな?私そんなになんかやったっけ???と戸惑う気持ちもめちゃくちゃありましたが、
素直に凄く嬉しかったです。
これをきっかけに、私内装の世界に行きたいって思ったんです。
でも今思うと、
インテリアが好き
+
みんなで作り上げたこと
+
結果が出たこと、感謝されたこと
と重なったから、やりたいって思ったんだろうなあと。
これは私の成功体験であり、私の情熱の源泉として重要なエピソードなんじゃないかなと思う。
今思い出しても涙でそうなくらい楽しかった嬉しかった経験。
今も、変わらずインテリアは好き。
一人暮らしを始めて5年目やけど、ちょっとずつちょっとずつ自分好みにしてきて、今では結構完成形に近くなってる。
去年住み始めたマンションの内装が完璧に好みで、私が集めてきたインテリアの相性ばっちしで、ほんとに私の大好きな部屋。お気に入りの部屋。
写真は載せれんけど、北欧ナチュラルです。
白・グレージュを基調に、明るい木目、グレイッシュなアクセントカラーです。こんな感じの雰囲気
(無料でインテリアのいい感じの写真が見つけられなかった。)
続きます。
次は、仕事とインテリアの関係
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